ホッカイロ

ホッカイロといえば白元から発売されている袋から出すだけで簡単に温まるカイロですね。同じ原理で暖かくなるカイロは色々なメーカーから発売されていますが、どれもこれもひっくるめて「ホッカイロ」と呼ぶ人もいるくらいです。塗るホッカイロや足などをすっぽりくるんでしまう立体的なホッカイロまで発売されていますね。何度も繰り返し使うカイロとは違って手軽で重さも気にならずに冬になると大人気の商品です。

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ホッカイロ

使い捨てカイロとして不動の地位を確立しているホッカイロ。ポケットなどに入れて持ち歩く貼らないタイプと、下着などの上から貼って固定できる貼るタイプ。大きさも2種類あって用途に合わせて選ぶことができて大変便利になりました。そのほかにも靴用として足を暖めてくれるもの、オリジナルな立体タイプで腰などをくるんであたためてくれるもの、クリーム状になっていて塗って暖めてくれるものなど色々な商品が白元から発売されています。また、遠赤外線の出るものやマイナスイオンの出るもの、寒冷地用の高温タイプなど、時代とニーズに合わせて次々と新しいものが登場しています。海外にいる友人や家族にホッカイロを送りたいのだけど、発熱性のあるものだから送っていいのかどうかわからないという人がたまにいますが、これは心配いりません。海外ではホッカイロは珍しいらしく、とても喜ばれますのでぜひ送ってあげてください。

ホッカイロの成分・原理

ホッカイロは火も使わないのにどうして暖かくなるのでしょうか。振るとシャカシャカしていますが何がつかわれているのでしょうか。ホッカイロのような使い捨てカイロの成分は鉄の粉と水、活性炭と塩、保水剤などが入っています。これだけでどうして袋から出しただけで暖かくなるのでしょうか。実は鉄は空気に触れて結びつくと発熱するという性質があります。この原理を利用して、食塩水を保水剤として使う活性炭などに含ませて、熱がちょうど良いくらいに出るように調整されています。錆びた鉄も空気に触れて酸化していったものですが熱さは感じません。ゆっくり長い時間をかけてちょっとずつ酸化しているからです。ホッカイロはこの原理で急速に鉄を酸化させるために短時間で発熱するのです。発売されたばかりの頃のホッカイロは、この酸化の速度が発熱に追いつかずに一生懸命振って発熱させていました。知らず知らずに自分たちで鉄と酸素を結びつけさせて科学反応を起こしていたのですね。現在販売されているホッカイロはどうして開封するだけで暖かくなるのでしょうか。それは鉄の粉と食塩水を含んだ活性炭がすでに袋の中で混ぜ合わさった状態で入れられているからです。袋を開封することにより、空気に触れさせて酸化させるだけで発熱するよう開発されたのです。それでも癖とはおそろしいもので、何かの拍子に一生懸命ホッカイロを振ってしまいます。こんなところで年齢がばれてしまいますね。

ホッカイロの作り方

小学校の理科の実験でホカロンなどの使い捨てカイロの原理を利用して、発熱の実験を行う先生がいるようです。子供たちの喜びと驚きの声が理科実験室に響いています。家庭で作るときの材料は比較的簡単に集められるので、小学校のお子さんがいらっしゃる家庭でしたら一緒に作ってみてはいかがですか? 鉄の粉を用意するのは大変だと思いますので、お菓子などに入っている乾燥剤の「エージレス」を10個前後使います。白い袋に緑の文字が書かれていて、その文字を黒い枠で囲ってある包装になっているもので誰でも見たことのあるものです。活性炭も用意できなければ100円ショップで売られている炭でも十分です。

  1. エージレスを容器に開けると2色の粉が入っています。黒いのが鉄粉ですので磁石で鉄粉だけ取り出します。
  2. 活性炭がなければ炭を用意してビニールの袋などに入れて叩いて粉にします。
  3. ティッシュペーパーを小さくちぎって丸めてお皿などに入れておき、濃い目に作った食塩水をかけて軽く絞ります。
  4. 食塩水を含んだティッシュペーパーと粉にした炭か活性炭、エージレスから取り出した鉄の粉を全部一緒に封筒に入れます。
  5. 手作りホッカイロの出来上がりです。一生懸命振りましょう。徐々に暖かくなってきますよ!

使い捨てカイロ

様々なメーカーから発売されている使い捨てカイロですが、初めて発売したのは1978年のロッテ電子工業からの「ホカロン」でした。それ以降、各メーカーもこぞって使い捨てカイロを発売してきました。その中でも白元ではホッカイロのネーミングで他メーカーでは類を見ないカイロを発売してきました。最近では使い捨てカイロだけではなく、「ホッカイロの湯」というにごり湯の入浴剤も発売されて人気が出てきています。

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