猫の出産

猫を飼っている人で避妊手術を行っていない場合、ある日を境に様子が少し変わって気が付いたらお腹が大きくなっていた場合もあるのではないでしょうか?そう言った場合、飼い主は猫に子猫を産ませるか否か、そして産ませる場合はどうすれば良いのか考えなくてはなりません。


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猫が妊娠したら

出産は命を生み出す非常に素晴らしい事ですが、飼い主は家族の一員である猫に対してどうするべきか考えるべきです。産ませる場合にしても逆の場合にせよ、一つの命が関わっているのは確かです。家で育てられないし里親を探す時間も無い・・と言う事情があって産ませられない人は、可哀相ですが病院でそう言った方向で対処して貰いましょう。あまり悩みすぎて先延ばしにすると親猫に負担が掛かりますからね。産ませると決めた場合、それに備えて次から挙げている事を考慮しましょう。

病院か自宅か

飼い猫が妊娠して産ませる場合、病院に入院させて行うか自宅で産ませるか決めましょう。勿論、病院の方が設備は整っていますので格段に安心出来ますが、猫にとっては慣れ親しんだ家庭で産む方が精神的な負担は少なく済みます。ただ、家庭の場合においても万が一に備えてお医者様を探しておいた方が安全です。

猫の出産の特徴

年に3回、一度で平均4匹産みます。多ければ7匹産んだ例も。出産に掛かる時間も非常に個人差があり、早ければ1時間前後で終わる子もいれば2日から3日掛かる長い場合もあります。

出産の兆候

大きなお腹の猫がウロウロと何かを探している様子を目にした事は無いでしょうか。それは高い確率で出産場所を探しているのです。そのまま放っておくと、自分の落ち着く押入れや物置で出産する可能性が高いです。そこで産んで欲しくない!と言う場合は猫が入り込めない様にしておきましょう。妙な場所で産んでしまうと危険ですしね。睡眠時間が増えて食欲が減退し、体温が下がって大きなお腹の脹らみが下脹れの様になってきたら出産が近いと思って下さい。

出産の準備

交配から約2ヶ月で出産に入ります、お見合いなどをさせた場合はその日から数えて大体の日にちの目安を計りましょう。出産に際して、次の事を行っておくと良いでしょう。

[獣医さんを探しておく]

生まれたけど息をしない、全然産まれてこないと言った緊急時に備えて獣医さんを探しておきましょう。すぐに対処出来る様に近場の人を重点的に探します。また、可能な場合はレントゲンで何匹いるか調べておくと良いかもしれません。いざ出産の際にあと何匹か検討がつくからです。

[産箱を作って設置する]

作ると言っても、ダンボールを用意してあげて母猫の出入り口を作ってあげる位です。大きさは母猫が横になっても問題なく、餌や水入れが入る位の大きさのものを用意してあげて下さい。後は底にビニール袋を敷いた上にタオルを置き、それを寒過ぎず暗くて静かな場所に設置しましょう。早めに設置しておくと、親猫も早くそこに落ち着きます。

[用意しておきたいもの]

念の為にタオルを数枚、糸と消毒したハサミ、ガーゼを事前に用意しておきましょう。あとは出産中にお湯と洗面器を用意しておくと万全です。

いざ出産

普段よりも更にウロウロ落ち着かず、苦しそうな鳴き声をあげる様になってきたら出産は間近です。優しくお腹や頭を撫でてあげてリラックスさせてあげましょう。後は何も問題が無ければ愛猫が頑張っているのをそっと見守ってあげるだけです。基本的には極端に干渉せず、何かトラブルがあった場合のみ対処しましょう。

子猫が息をしていない場合

生まれた時点で息をしていないからと言って諦めるのは早いです。羊水が鼻や喉に詰まっている場合がありますので、鼻と口を軽く3回吸ってあげましょう。これでも息をしない場合は、子猫を両手でしっかり包んで首がふらつかない様にして上下に数回振ります。ここまでしても無理なら、タオルで体を包んで人工呼吸と優しくマッサージを行いましょう。お医者様に連絡をしておき、諦めずに続けてあげます。

母猫が育児を放棄した場合

時々、出産した後に世話をしない母猫もいます。そんな場合、そのままでは子猫が危険ですので、人間が何とかしなくてはなりません。次の様な手順を試してみましょう。

1. 爪などを使って羊膜を破り、子猫を出して息が出来る様にしてあげます。

2. ぬるま湯につけて絞ったガーゼなどで鼻の周りに付着した羊水を拭き取ります。

3. へその緒を体から4cm位の場所を目安に糸で縛って血行を止めます、しっかりと消毒したハサミを使って胎盤付近で切りましょう。

4. ここまで行ったら再び母猫の前に子猫を置いてみましょう、それでも変わらない場合は熱が下がらない様にタオルで子猫を包んであげましょう。

野良猫の出産

人にある程度慣れている場合は別として、野良猫は非常に出産を見られたり生まれたばかりの子を触られるのを嫌います。下手に子猫を触ってしまうと、人間の匂いに反応した親猫が子猫を食べてしまうと言う恐ろしい話もあります。出産を見てみたい気持ち、子猫に触れたい気持ちは分かりますが、こう言った最悪の事態を避ける為にも無闇に近づいたり触れない様にしましょう。

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