輪廻転生

輪廻転生

輪廻転生とは仏教やヒンズー教において語られる生まれ変わりを指す言葉です。人は何故輪廻転生するのか? 輪廻転生は永遠に続くのか? そういった疑問にお答えしていきます!



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そもそも輪廻って何?

輪廻転生の輪廻とは、ヒンズー教や仏教における教義の根幹として扱われる概念です。基本的に意味は転生と同じで、「生まれ変わり続けることを行とする」のです。


仏教における輪廻転生

仏教においては、迷いを持ったまま昇天した魂は六道と呼ばれる世界に輪廻転生するといわれています。六道には地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅堂・人間道・天道がありこれらの世界に生まれ変わり、世界の終わりが来るまで迷いや苦しみに悩み続けるとされています。


輪廻転生の原動力「カルマ」

輪廻転生でもっとも重要視されるのが「カルマ(業)」です。カルマは、現世において犯した罪から成した善行を差し引いたものであると定義されています。ヒンズー教ではこのカルマが溜まっていたら再び同じステージに転生して、前世で溜め込んだカルマを解消するべく善行を積まねばならないと説きます。カルマを解消できていれば、一段階上のステージに輪廻転生することが許されます。この輪廻転生を繰り返し、カルマを一つも残さず生を終えることが出来れば輪廻転生から離れることが出来るといわれています。


六道の種類

地獄道

地獄道はいわゆる地獄そのもので、閻魔大王によって生前の罪を裁かれその罪に見合う刑罰を与えられることになっています。刑罰が終われば人間道に輪廻転生することが許されます。

餓鬼道

餓鬼道は、常にお腹を空かせた鬼である餓鬼のみが居る世界です。餓鬼は常に餓えており、何か食べ物を口にしようとすると食べ物が燃え上がり灰になってしまう宿命を持っています。前世で他人を省みず我欲に囚われていた人間がこの世界に輪廻転生と言われています。

畜生道

畜生道は馬や牛などの動物に生まれ変わり、人間に使役されたり弱肉強食の食物連鎖に組み込まれたりする、救いの少ない世界です。前世で他人の施しに感謝を示さなかった人間が輪廻転生すると言われています。

修羅道

修羅道は戦いの絶えない世界で、須弥山に住まう宿敵の帝釈天と戦い続けなければならない世界です。しかもこの戦いは、常に修羅が負けることになっているためその身体を切り刻まれるのが日常となっていると言います。前世で争いを起こした者や、争い事が好きだった人間が輪廻転生するといわれています。北欧神話における戦士の天国ヴァルハラに似ています。

人間道

人間道は、私たち人間の住む世界です。常にあらゆる困難に出会い四苦八苦する世界ですが、悟りを開き仏になる道も示されている世界です。

天道

天道は仮面ライダーカブトに変身する人ではありません。いわば天国そのものなのですが、この世界にずっと留まっていることは出来ません。天道に輪廻転生した人間は天人とよばれる存在になりますが、天人は人間よりも長い一生を過ごすことができ、空も飛べるのですが煩悩からは脱却できていない不完全な存在なのです。天道から再び輪廻転生する悩みを抱えているのが天人なのです。


輪廻転生の実証〜生まれ変わりを体験した人々

輪廻転生は前世でのカルマを昇華するために行われるものであるというのが判って頂けたと思いますが、現実に輪廻転生したといわれている人たちを紹介していきます。

ダライ・ラマ

チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマはローマ法王とは違い、その選択基準となるのが「先代ダライ・ラマの生まれ変わり」であることなのです。予言によって示された「来世生まれ変わり、生まれてくる場所」に向かい、生まれた子供たちを集め、「先代ダライ・ラマゆかりの品を見分ける」「ゆかりの品を使って先代ダライ・ラマと同じ仕草をする」などの要素が見受けられた子供を次期ダライ・ラマとして認定するのです。これは、ダライ・ラマがチベット仏教において観音様の化身であると考えられていることに起因します。

『前世を語る子供たち』

子供たちは輪廻転生を体験し、過去世を語ることが出来るといわれています。それは、まだ自我が確立しておらず、過去世の記憶が残っているからだと考えられています。過去には「アイ・ラブ・ルーシー」などで知られる人気コメディエンヌであったルシル・ポールの生まれ変わりの赤ん坊が新聞記事になったことなどがありますが、輪廻転生は科学的な実証が難しいため、事例蒐集だけが進んでいる状況です。


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